小さな痛みを感じられるのが恐ろしい

一ヶ月ぶりに一人でスーパーに行きました。

ポイントカードはいつも主人が管理していて、失踪してからは自分がその役割を代わりに担うと彼はもう帰ってこないと認めてしまっているような気がして、今までずっと放置していました。しかし毎回レジで聞かれて、たまに二度確認されることもあるので、純粋にポイントをつけた方が楽でお得だと思えてきました。

ポイントカードのアプリを入れて、いざカゴを持ってレジに向かうと、よく見かけるパートの方がレジに立っていました。ピ、ピ、とどんどんバーコードが読み取られていき、あとわずか数品残っている状態になりましたが、一向にポイントカードについて聞かれません。しまった。これはポイントをつけない常連客として顔を覚えられていて、聞かれなくなったのではないかと焦りはじめました。主人と同棲している期間も含めればもう3年以上通い詰めていて、私も相手の顔を覚えているぐらいですから、ありうる話です。

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帰り道で気付いたこと

空の写真を撮るのが好きだった。晴れ渡った空の色味、バラバラな形状を持つ家屋が作り出す影法師、温かな夕日の色。時間を切り取りようにふと立ち止まってシャッターを押すと、その瞬間の細やかな感動が永遠に続くように思えた。でもあなたがいなければただの帰り道だと、あなたがいなくなった世界で初めて気付かされた。空と家と太陽光。それだけのことだった。